
テルペンとは
テルペンは、天然植物由来の精油に含まれる香り成分です。揮発性の高い微粒子で、非常に蒸発しやすく良い香りがします。
私たちの日常でも柑橘系の爽やかな香りが特徴のレモンやパイナップル、
森林の中を歩いている時に感じる松やヒノキから発する「香り」。
自然界には数え切れないほどの天然テルペンが発見されています。
ヘンプには200種類以上のテルペンが含まれている事がわかっています。
代替医療の一つであるアロマセラピーは天然テルペンの薬理効果をベースにしたものです。
ヘンプテルペンは非常に多彩な香りのバランスで匂いに奥行きがあり、落ち着きを与えてくれます。
FULL SPECTRUM TERPENE
ヘンプにはカンナビノイド、テルペン、フラボノイド、
その他に400種類を超える化合物が含まれており、それぞれが特定の効果を持っています。
そのヘンプ中の含まれるテルペンは1品種に200種類以上が見つかっており、
カンナビノイドとテルペンが組み合わさることで「アントラージュ効果」と呼ばれる相乗効果を生み出すのです。
Terpene430の成分結果では、1品種に100~150種類以上のテルペノイドが含まれており、フルスペクトラムと呼ぶにふさわしいヘンプ精油(テルペン)なのです。
Terpene430について
「Terpene430シリーズ」は、「香りのプロフェッショナル」が集う国で、香水の本場でもある南フランスの地から誕生しました。
通常のヘンプ精油は、収穫した花や葉を丸ごと蒸留するため、蒸留時間が30分で済みます。
しかし、それらの抽出製法では日本の規制に準拠していないため、日本に輸入することができません。
私たちは日本の方々にも本物のヘンプテルペンの香り、効果を知っていただきたいという想いから、
抽出技術の工夫だけでなく、通常よりも9倍も長い時間の4時間30分もかけて、
水だけでじっくりと、水蒸気蒸留法で高濃度で抽出することに成功しました。
ヨーロッパを中心に世界50ヵ国以上の国で、認証を行うなど有機認証の世界基準とも言われ、
国際有機認定機関としては、世界最大規模の団体です。

香気あふれる重厚な果実の甘さが円を描くように広がり、ゆっくり、ゆっくりと奥から陶酔を感じさせる柑橘果実の強いスパイシーさが重なっていき、自身のエゴを解放してくれるような強く自由な感覚をもたらせます。
【ヘンプに含まれる豊富なテルペノイド】
β-ミルセン【含有率 59.7%】
リモネン【含有率 7.9%】
α-ピネン【含有率 6.4%】
β-カリオフィレン【含有率 5.7%】
β-ピネン【含有率 3.4%】
その他の100種類以上のテルペノイド【含有率 16.8%】
テルペンの重要性
ヘンプのハイブリッド種の基礎を作った育種の達人デヴィッド・ワトソン(David Watson)は、香り成分であるテルペンが、
カンナビノイドの作用に与える影響の重要さを最初に強調した人の一人です。
カンナビノイドには香りはなく、ヘンプの特徴的な香りは、テルペンの種類と量によって決まり、テルペンとその他のカンナビノイドが、
どんなふうに組み合わさっているかによって、アントラージュ効果が異なると言われています。
彼らは研究の中で、ヘンプの品種改良をした結果「香り」こそが重要な成分であるとわかったのです。
ヘンプに含まれるテルペンは 200種類以上あることがわかっていますが、テルペンのプロファイル(成分とその値)は品種によって大きく異なり、
ヘンプ育種の達人 DJ Short 氏は
「ヘンプのフレーバーの多様さは驚異的だ。ヘンプが持つ香りや味のバラエティには、地球上のどんな植物も及ばない」。
と言いました。
ヘンプにはテルペンが欠かせないということを感じていただるのではないでしょうか?

「Terpene430」シリーズを栽培しているHaile Selasse氏(ハイレ・セラシエ)は香水の本場である南フランスで、某オーガニックコスメブランドに長年調香師として勤めていた経験があります。(※ただし、Terpene430自体は調香してません。栽培された品種ごとに抽出した「生の精油」そのものです。)
現在彼は、その経験を活かしヘンプ栽培とヘンプそのものから抽出される精油に含まれる多様性に満ちたテルペノイドの研究を進めています。
EUのオーガニック認証、ECO CERTを取得した農場で育てられているヘンプを利用し、茎から精油を抽出する製法を生み出し、日本に輸入できる「ヘンプ精油」の先駆者として、南フランスっで一番大きなヘンプファームでTerpene430シリーズの栽培を行ってます。

「Terpene430」シリーズは企業様向けの販売も承っております。